かみのやま温泉へ来たら、湯上りに浴衣でのんびりと城下町を散策しませんか♪
爽やかな風にあたり、木々の緑、鳥のさえずりを楽しみながら、歴史を感じるひとときを。
開湯560年余りの歴史を誇る「かみのやま温泉」。
江戸時代には上山藩の城下町や羽州街道の宿場町として栄え、今もなおその風情が残っています。
月岡ホテル周辺の城下町を散策して、心和む日本の風景をお愉しみください。
■月岡神社散策コース■ 徒歩40分
【1】月岡ホテルを出発
【2】武家屋敷通り
天文年間、上山城下に住む武士の屋敷が昔そのままの作りを残しています。
散歩道に沿った石垣にも当時の風情を感じます。
上山市には、4軒並びの武家屋敷が残されています。これらの武家屋敷は、300年以上前に建てられたものだといわれており、当時の武家の生活を忍ばせる貴重な遺産です。
4軒の武家屋敷のうち、森本家と山田家は個人所有のため、軒先のみ見学可能です。
三輪家は有償で入館することができ、当時の貴重な資料なども展示されています。
※開館時間:9:00~16:45(水曜定休日) 料金:大人220円/高・大160円/小・中学生50円
【3】鶴の休み石
薬師如来さまを祀った、薬師堂の登り口にある鶴の休み石がかみのやま温泉発祥の地とされています。
由来では足を痛めた一羽の鶴が沼に脛を浸し、傷が癒えて飛び去るのを見て温泉を発見したとのこと。
かみのやま温泉が鶴脛の湯とも呼ばれる所以です。薬師堂の入口には、足湯もあります。
【4】湯上観音
最上三十三観音の十番札所で飯盛り女の供養塔があります。
石のとど(滑車)があり、これを念仏を唱えながら回すと御利益があるといわれています。
【5】上山城
天文年間、武藤義忠により平山城として築かれました。
土岐山城守頼行の時代、三層の天守閣が築かれましたが、元禄五年に幕府の命令によって取壊しにあいました。以後、上山藩は松平家が統治していました。
昭和57年11月に上山氏をはじめ関係者の手で復元され、城の中は郷土資料館になっています。
(上山城受付近くに当番ガイドがいる日は、予約なしでも上山城内をご案内しています。)
※開館時間:9:00~16:45(休館日:奇数月第4木曜) ライトアップ21:00まで
入館料:大 人420円/高・大生370円/小・中学生50円
【6】月岡神社
上山城主松平家の歴代藩主を祭っている神社です。
上山城跡に作られた公園「月岡公園」内にあります。
上山城は別名、月岡城とも呼ばれていました。